静電気の影響により、時計が正常に機能しなくなることがあります。このようなときには、強制受信
を押してください 。
静電気の影響について
○掛けたときは、上下、左右に軽く動かして、壁掛け穴に掛け具(木ねじ)がしっかり掛かっているこ
とを確認してください。
○垂直に掛けてください。傾くと掛け具から外れるおそれがあります。
○市販の掛け具を使用するときは、壁掛け穴にしっかり掛かるものを選んでください。
○ドアを開閉するときの振動が伝わらない所に設置してください。
掛けかたが不適切な場合、時計が落下する危険があります。
●付属の木ねじが使用できる場所は、木の柱または木質の厚い壁面です。
●木ねじは下図のとおり、壁面にしっかりねじ込んで固定してください。
木の柱または木質の厚い壁面の場合
● 石 こう ボ ード や コンクリートなどの壁面に掛ける場合は、壁の材質・構造と時計の重量に合った、
市販の掛け具をご使用ください。その際、粘着式や吸盤式は時計が落下する危険がありますの
で、使用しないでください。
その他の壁面の場合
壁掛け部
電池ぶた
ストッ パ ー
時針(短い針)
分針(長い針)
秒針
明暗センサー
振り子
装飾用
右側面操作部
右側面操作部
音量つまみ
報 時 スイッチ
音量つまみ
報時モニターボタン
強制受信ボタン
受信確認ボタン
電波受信スイッチ
モニターボタン
受信表示ランプ
押すと電波受信の結果を受信表示
ランプでお知らせします。
ON 標準電波の受信を行う
OFF 標準電波を受信しない
報時音の試聴
受信の進行状態や受信結果をラン
プ の 点 灯・点 滅・消 灯 で 知 ら せ ま す 。
電池を入れたとき、場所を変えたと
き、静電気などにより誤作動したと
きに押します。受信機能がONのと
きに押すと、受信を開始します。
時刻合わせボタン
電波を受信できないときなど手動
で時刻を合わせるときに使います。
不用意に押すと時刻が変わります。
①扉を開ける
※時計を掛けたままで、扉を開くと時計が傾く
ことがありますので、注意してください。
②振り子を取り付ける
③扉を閉める
※輸送の際は、ストッパーを必ず取り付けてく
ださい。
扉
磁石で固定
報時は、毎正時に時刻に応じた数のチャイムが鳴ります。たとえば、12時のときは、12回チャイムが
鳴ります 。また、30分には1回 チャイムが鳴ります。
■振り子を取り付ける
電池の⊕⊖を逆向きに入れると電
池の発熱、破裂、液漏れの原因にな
ります 。
開く
単2形アルカリ乾電池 2個
報時スイッチの設定
報時 入:毎正時、30分に報時します。
自動消音:報 時しま すが 、明暗センサーと連動して暗く
なると報時を停止します。
報時 切:報時しません。
■報時音の試聴
報時モニターボタンを押すと報時音を奏でます。報時は時計が指している時刻に対応します。たと
えば、3時35分 のときは3時の 報 時 音が 鳴ります。
※手動で時刻を合わせた直後は、チャイムの数が合わないことがあります。
■音量の調節
報時モニターボタンを押して、報時している間に音量つまみを回して調節します。
この時計は、工場出荷時に電波を受信させ、内蔵電池により時を刻み続けています。また、内蔵電池
により受信を試み、受信に成功した場合、時刻を修正しています。
表示用電池を入れて強制受信ボタンを押すと、およそ3分 以 内に時刻を表示します。
表示用電池が消耗したときや取り外したときは、内蔵電池に切り替わります。
※手動での時刻合わせを行うと、手動で合わせた時刻が内蔵電池に記憶されます。電波を受信しな
い状態で強制受信ボタンを押すと、手動で合わせた時刻が表示されます。
※内蔵電池のみでは、針による時刻表示はしません。
※電波受信機能が「OFF」のときは、受信は行いません。
※表示用電池により時刻表示がされているときには、内蔵電池を使いません。
※通常の使いかたでは内蔵電池の交換は不要です。
内蔵電池による時刻のバックアップ
報時機能の設定
電波受信スイッチをONにすると、定期的に標準電波の受信を試み、受信に成功すると必要に応じ
て、時刻を修正します。
電波受信スイッチをOFFにすると受信を行いません。クオーツ精度になります。
○電波受信機能がOFFのときに強制受信ボタンを押した場合も、受信表示ランプが点灯して、針が
早送りで移動を開始し、およそ3分以内に時刻を表示します。
※手動での時刻合わせを行うと、手動で合わせた時刻が内蔵電池に記憶されます。電波を受信しな
い状態で強制受信ボタンを押すと、手動で合わせた時刻が表示されます。
※時刻を表示する前に針が一時停止したり、順方向または逆回りで早送りしたりします。
針に触れない
時針、分針に触れると時間違いやけがの原因に
なりますので触れないでください。
磁気式カードや医療機器など磁気の影響を受
けやすいものを近づけないでください。
データの消失、誤作動、故障の原因になります。
ペースメーカーなどの医療機器の場合、人命に
かかわる場合があります。
明暗センサーのはたらき…………報時の自動消音
明暗センサーが暗いと判別した場合、報時スイッチが「自動消音」のときは報時を停止します。
昼間や照明器具により照明されているときでも、明るさが不足するとセンサーが働きます。
時計を傾いて掛けると、振り子が正常に動かな
くなります。
時計を掛けるときなど斜めにすると、扉が開くこ
とがあります。扉を手で押さえて行ってください。
良い例 悪い例
17m m
壁掛け部
良い例
引っかかっている
悪い例
引っかかっていない
時計裏面
壁掛け部
時計の掛けかた
扉を押さえて時計を掛けるまたは
取り外す
使用方法 電池を入れて時刻を合わせる
電波サーチ機能の使いかた
……………………受信しやすい所を探すには
①窓際やベランダで(5)まで行い、表示ランプが点灯していることを確認します。
表示ランプが消灯しているときは電波を受信できませんので、時間帯や日を改めて試してください。
②時計を設置したい所に移動して、受信状態を表示ランプで見ます。
消灯している場合は、同じ部屋の中でも電波の状態が異なることがありますので、時計の位置を
変えてみてください。
標準電波−受信の流れとサーチ機能の使いかた
4回点滅
福島局
(40kHz)
6回点滅
九州局
(60kHz)
受信は最長で約15分間行います
(1) (2) (3) (4) (5) (6)
点灯
点灯/消灯を繰り返す
良好
⇨電波が不安定、失敗の可能性大
受信できない消灯
⇨受信できる可能性大
⇨場所を移す
受信成功
5秒 間 点灯
5回 点滅
受信失敗
※受信に失敗した場合、表示されている時刻は正しくありません。
※受信に成功しても時刻が正しくないときは、ノイズが原因と考えられますので、設置場所を変え
て強制受信ボタンを押してください。
※受信表示ランプは、24〜25時間以内の受信結果を表示します。
標準電波を利用しないで、手動で時刻を合わせる場合は、手動での時刻合わせを参照してください。
◎窓際など電波の受信しやすい所でお使いください。
●朝までそのままにしておく
一般的に、夜間は電波状態が良くなるので、手動で時刻合わせをして一晩そのままにしておくと
受信できる可能性が高くなります。
●場所を変える/受信をやり直す
電波の受信しやすい窓ぎわで取扱説明書の日本地図を参考にして 、時計の正面または裏面が電
波の送信所に、なるべく向くようにして、強制受信を押して再度受信を行ってください。
●時刻を合わせて使用する
ベランダなどの屋外で電波の受信に成功させるか、手動で時刻を合わせて使用してください。電
波が受信できないときの時間精度は、クオーツ精度になります。
標準電波を受信できない場合
◎図は操作説明用ですので、実際の商品と異なることがあります。
各部の名称と役割
(正面)
(裏面)
電池ぶたを取り外し、電池ホルダーの⊕⊖表示
に合わせて電池を入れ、電池ぶたを取り付けて
ください 。
電波受信機能のON/OFFの切り替え操作
■電池の入れかた
⇨取り外す
⬅取り付ける
針の動き……通常の時刻表示
時針・分針:10秒に1回動きます。
秒針 :1秒に1回滑らかに動きます。
※自動受信で時刻を修正するときは、早送りで、順方
向または逆回りしたり、停止することがあります。
:小さくなる
:大 き く な る
手動での時刻合わせ…
電波を受信できないときや任意の時刻に合わせるとき
時刻合わせボタンを操作することにより、手動で時刻を合わせることができます。
※時刻合わせボタンを押していないのに、針が早送りで動いているときは、通常の針の動きになっ
てから操作してください。
※電波受信機能がONのときは、受信に成功すると時刻を自動的に修正します。
操作 ○時刻合わせボタンを押してすぐに離すと1分進みます。
○時刻合わせボタンを押し続けると早送りで動きます。
○時刻合わせボタンを押すと秒針は12時位置まで早送りで移動して停止します。
秒針の動きについて
時刻合わせボタンを離したときにゼロ秒に設定されます。
秒針が早送りで動いているときに、時刻合わせボタンを離すと、そのまま早送りで現在時刻の秒
位置まで動き、その後滑らかなステップで1秒単位に動きます。
❶電波受信スイッチがONになっていることを確認する
OFFになっているときはONにしてください。
❷操作中に大きな音が鳴らないように音量を最小にする
❸表示用の電池を電池ホルダーの⊕⊖表示に合わせて2個入れる
❹強制受信ボタンを押す
受信の流れとサーチ機能の使いかた
参照
受信表示ランプが点灯して受信を開始します。
針が早送りで移動を開始し、およそ3分以内に時刻を表示します。
※電池を入れた後は必ず強制受信ボタンを押してください。
※受信中はボタンを操作しないでください。
※時刻を表示する前に針が一時停止したり、順方向または逆回りで早送りしたり
します。
❺ストッパーを取り外す
❻時計の掛けかたに従い、時計を確実に掛ける
❼振り子を取り付ける
❽受信開始から15分経過してから受信表示ランプで結果を確認する
5秒間点灯:受信成功(正しい時刻)
5回点滅:受信失敗(不正確な時刻)→「標準電波を受信できない場合」参照
■この時計は時刻を合わせて出荷しています。
警告
扉は磁石で固定しています。時計を掛けるとき
な ど 、扉 を 下 向 き に す る と 、扉 が 開 く こ と が あ り
ます。扉を押さえて操作してください。
注意
ストッパーは機構を保護するものです。使用す
るときは、取り外してください。
ストッ パ ー
■ストッパーの取り扱い
回転させて引き抜いて
ください。
振り子振り竿
引く
➡
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