取扱説明書
このたびは、オムロン製品をお買い上
げいただきましてありがとうございま
した。
・安全に正しくお使いいただく
ため、ご使用前にこの取扱説
明書を必ずお読みください。
・本書はいつもお手元において
ご使用ください。
・本書は品質保証書を兼ねてい
ます。紛失しないように保管し
てください。
・
本書に記載している
イラスト
は
イメージ
図です。
次のものが入っていますか?
箱の中には次のものが入っています。万一、不足のものがありましたら、
オムロンお客様サービスセンター( 0120-30-6606)までご連絡くだ
さい。
製品は収納ケースの中に入っています。収納ケースから取り出して確認して
ください。
本 体
各部の名前
表示部
お使いになる前に必ずお読みください。
必ず守る
図記号の例
禁止
警告、注意について
* 物的損害とは、家屋・家財および家畜・ペットに関わる拡大損害を示します。
誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり物的損害*
の発生が想定される内容を示します。
注意
警告
誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負うこと
が想定される内容を示します。
警告
電池は乳幼児の手の届かないところに置いてください。
・乳幼児が電池を飲み込む恐れがあります。電池を飲み込んだときは、
すぐ医師の治療を受けてください。
注意
●ここに示した内容は、製品を安全に正しくお使いいただき、お使いになる人や、
他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。
●表示と意味は次のようになっています。
電池の取り扱いについて
けがや炎症がある手首に手首カフを巻かないでください。
・症状の悪化につながることがあります。
医師の指導のもとご使用ください。測定結果の自己判断、治療はしない
でください。
・自己判断は、病気の悪化につながることがあります。
・糖尿病、高脂血症、高血圧症などにより、動脈硬化が進むと末梢循環
障害を引き起こすことがあります。このような場合、手首と上腕の血
圧値に大きな差が見られることがあります。
点滴、輸血を行っている手首に手首カフを巻かないでください。
・症状の悪化につながることがあります。
重度の血行障害または血液疾患のある方は、医師の指導のもとご使用
ください。
・圧迫により一時的に内出血が発生することがあります。
一般的なことについて
禁止
禁止
乳幼児や自分で意思表示ができない人には使用しないでください。
・事故やトラブルの原因になります。
禁止
血圧測定以外の目的で使用しないでください。
・事故やトラブルの原因になります。
禁止
通信中は次のものを本体に近づけないでください。
ICカードなど他の通信媒体、金属、磁石など磁界を発生させるもの
禁止
通信中に本体の電池を交換しないでください。
・故障やデータ破損の原因になります。
・正しく測定できないことがあります。
禁止
血圧計の本体や手首カフは、分解や改造をしないでください。
必ず守る
必ず守る
必ず守る
一般的なことについて
データ通信について
分解禁止
電池の+−極を正しく入れてください。
・発熱や液漏れ、破裂などにより本体の破損や、けがの原因になり
ます。
指定の電池を使ってください。
新しい電池と古い電池、銘柄や種類の違う電池を同時に使用しないで
ください。
・発熱や液漏れ、破裂などにより本体の破損や、けがの原因になり
ます。
長期間(3カ月以上)使用しないときは、電池を取り外してください。
また、使用済みの電池はすぐに取り外し、全て同時に新しいものと交
換してください。
・液漏れなどにより、本体の破損や、けがの原因になります。
必ず守る
必ず守る
必ず守る
電池の取り扱いについて
安全上のご注意
◎記録呼出ボタン( )を押し続けると早送りができます。
電源の切れた状態で、
通信/時計設定ボタン()を押す
時計設定モードになり「西暦年」が点滅します。
記録呼出ボタン( )を押して「西暦年」を合わせます。
通信/時計設定ボタン( )を押すと、「西暦年」が確定し「月」の
設定に切り替わります。
※電源を切り忘れても、約2分後に自動的に電源が切れます。
※健康サポートサービスに登録した後は(健康サポートサービス
に登録する)、通信/時計設定ボタン( )を2回押してください。
同様に「月」/「日」/「時」/「分」の順で合わせてください。
年月日と時刻を合わせる
設定が完了したら、
測定/停止ボタン( )を押して、電源を切る
1
2
3
時計を合わせる
正確に測定するために正しく巻いてください。
左手、右手のどちらでも測定できます。
※手首の骨にかからないよう、手首と手のひら
の境目から1〜1.5cm(人さし指1本分程度)
あけます。
※トイレは先に済ませましょう。
※寒すぎたり暑すぎたりしない部屋で測りましょう。
血圧計の巻き方は正しい測定の大切なポイントのひとつです。
手首にぴったり巻き上げるようにしてください。
・血圧計は素肌の上に巻いてください。
・衣服のそで口などを巻きこまないようにしてください。
手首カフを広げて手首にとおす
1
手首カフを正しく巻く(左手に巻く場合)
手のひらを上に向け、手首カフに手首をとお
します。
血圧計の手首カフを巻く
※面ファスナーがぴったりついていないと、
測定中に手首カフがはずれ、測定できな
いことがあります。
※手首と手首カフの間にすき間ができないよ
うに、手首の形に添ってぴったり巻いてく
ださい。
面ファスナーをつけた所が斜めになっても
測定値に影響はありません。
※手首カフが外れた場合、図の
ように金具にとおして元に戻
してください。
右手首でも測定できます。
図のように装着してください。
右手で測定する場合
血圧を測定する
手首の高さが心臓と同じになっていないと正確な測定ができません。
正しい高さで測定しましょう。
測定姿勢ガイドを使うと、測定時に正しい姿勢で測定できます。
正確測定サポート機能
■測定姿勢ガイドとは
血圧計が正しい高さ(心臓と同じ高さ)になるようにマークとランプで導く機能です。
手首式血圧計での測定は、心臓と同じ高さで行うことが大切です。手首の高さが心
臓よりも上や下になると、正確な測定ができません。
この血圧計には、正しい測定位置をお知らせする測定姿勢ガイド機能がついています。
※測定姿勢ガイドが「oFF」の場合は、
すぐに測定が始まります。
測定/停止ボタン()を押す
電源が入り、下図のように表示されます。
手首が心臓の高さ
手首が心臓より低い
手首が心臓より高い
前かがみになっている
■ マークが表示されたときは…
■
測定中の脈波の間隔が不規則な場合、測定結果に
マークが表示されます。 マークが表示された
場合は、正しく測定できていない場合があります。
安静にして、もう一度測定してください。
マークが頻繁に表示される場合は、医師にご相
談ください。
マークが表示されたときは…
高血圧の程度を知る目安
近年、世界の主な学会では家庭における高血圧の目安は以下のとおりとされています。
最高血圧
(収縮期血圧)
mmHg以上
最低血圧
(拡張期血圧)
mmHg以上
出典:日本高血圧学会 高血圧治療ガイドライン2014
血圧の状態を知る目安として利用してください。
※心配な場合は必ず医師の指導を受けてください。
血圧計を取り外す
手首カフの面ファスナーをはがし、血圧計を取り外します。
5
測定/停止ボタン()を押して、電源を切る
※電源を切り忘れても、約2分後に自動的に電源が切れます。
反らせない 握らない 曲げない
※手首や指を動かさないようにしてください。
椅子をひいて姿勢よく座り、
テーブルの上に自然にひじをつく
リラックスして、
背筋を伸ばし、
姿勢よく座り
ましょう。
1
2
4
3270141-2C
スマートフォンの取扱説明書をよく読んでから使用してください。
・故障の原因になります。
必ず守る
データ転送について
正しい姿勢になるようにマークとランプで導く機能です。
※お買い上げ時は「on」に設定されています。
1
2
※電源を切り忘れても、約2分後に自動的に電源が切れます。
測定/停止ボタン()を押して、電源を切る
測定姿勢ガイドを設定する
裏面に続きます
血圧値レベル表示:
1目盛り=約17mmHg
表示例(最高血圧118mmHg、
最低血圧78mmHgの場合)
測定開始時の手首の高さが正しいと
青色のランプが、正しくないとオレンジ
色のランプが点滅します。
測定結果を確認する
3
金具の位置でカフを折り返し
面ファスナーで固定する
3
※ぴったり巻かないと正しく測定できないこと
があります。
手首カフを持って
真横に引っ張る
2
正確測定サポート機能
■カフぴったり巻きマークとは
カフぴったり巻きマークで、手首カフが正しく巻かれているかどうかをお知らせします。
手首カフが正しくぴったり巻かれている場合は が表示されます。手首カフの巻き方
が緩い場合は が表示されます。が表示されたら、測定/停止ボタン( )を
押して電源を切り、手首カフを正しく巻き直して、もう一度測定してください。
青色点灯
測定姿勢チェック
マークが点灯
自動的に測定が始
まります
測定が始まると、
ランプは消えます
オレンジ色点灯
測定姿勢チェック
マークが点滅
青色のランプが点
灯するように、手
首の高さを調節し
てください
オレンジ色のラン
プが点灯したまま
でも、5秒後に自
動的に測定が始ま
ります
測定が始まると、
ランプは消えます
手首式血圧計
※時計設定していないと、日時表示は
「−:−−」となります。
右のような表示の場合は、測定姿勢ガイドが
「oFF」になります。
右のような表示の場合は、測定姿勢ガイドが
「on」になります。
設定を元に戻す場合は、電源を切りからやり直してください。
1
測定中に体や手首や指が動くと、測定結果に
マークが表示されます。動かさないようにして、
もう一度測定してください。
収納ケースの開け方
収納ケースのツメを親指で手前に
引きながら上に開ける
本体
1
7
お試し用電池
(単4形アルカリ乾電池2個)
※
付属の電池はお試し用です。
測定300回以内に寿命が
切れることがあります。
EMC技術資料
3
5
取扱説明書
(本書:品質保証書付き)
収納ケース
2
医療機器添付文書
4
測定姿勢確認カード
6
※収納ケースの底に入っています。
ご使用になる前に、本体に電池を入れてください。
電池カバーを外す
電池を図の表示に
合わせて入れる
です。
図のように電池カバーのツメを
押し、手前に引いて外します。
電池カバーを本体に取り付け
ます。
ツメを押して閉めます。
ばねの出ているほうが
1
電池カバーを閉める
3
2
電池を入れる
電池交換について
マーク点灯:電池残量が少なくなっています。
マーク点灯:電池残量がなくなりました。
2 個同時に新しい電池(同じ種類のもの)と
交換してください。
※電池の交換は本体の電源が切れている状態で行ってください。
※使用済みの電池は、お住まいの市区町村の指導に従って処分してください。
◎単4形アルカリ乾電池2 個で約 300 回測定できます。
(室温 23℃、手首周16.5cm、170mmHg 加圧の場合)
◎付属の電池はお試し用です。300 回以内に寿命が切れることがあります。
通信時以外は、血圧計の近くで携帯電話やスマートフォンを使用しな
いでください。
・正しく測定できないことがあります。
耐用期間を超えた製品を使用しないでください。
・正しく測定できないことがあります。
禁止
禁止
医療機関や公共の場所などで、不特定多数の人への使用はしないでく
ださい。
・事故やトラブルの原因になります。
電池を入れたら、必ず日付と時刻を合わせてください。
この血圧計は測定結果を日時とともに自動的に記録します。
※電池が切れたり、電池を外したりしたときなどは、時計が止まってしまいます。
その際はもう一度日付と時刻を合わせてください。
※長期間使用せず、時計が合っていないときは、正しく設定しなおしてください。
※「 健康サポートサービス」に測定記録を転送したとき、「健康サポートサービス」
のデータベースサーバーの時刻が血圧計に反映される場合があります。詳細は、
「健康サポートサービス」のヘルプをご参照してください。
※「健康サポートサービス」をご利用の場合、日時の設定を間違えると、データ転送
の際に測定記録が上書きされたり、消えたりすることがあります。
健康サポートサービスとは
健康サポートサービスなら、毎日の血圧を簡単に管理できます。
①スマートフォン
で会員登録/機器登録をする
( 健康サポートサービスに登録する)
②測定記録を転送する
( 測定記録を転送する)
■データ保管のご注意
・転送されたデータはサーバーに保管されます。スマートフォンには保存されません。
■登録のご注意
・メールアドレスの登録が必要です。
・スマートフォンから登録できます。
・登録できる血圧計は1台のみです。
•本製品は電波法に基づく工事設計認証を受けた2.4GHz帯小電力データ通
信システムの無線設備です。本製品を改造したり、本体記載の認証番号を消
さないでください。電波法に抵触する恐れがあります。
•本製品を本製品と同じ周波数を使用した無線LAN、電子レンジ、無線機器な
どの周辺でご使用になりますと、本製品との間で電波干渉が発生する可能性
があります。電波干渉が発生した場合、使用しない機器を停止するか、本製品
の使用場所を変えるなど電波干渉の生じない環境でご使用ください。
•電波を使用している関係上、第三者が故意または偶然に傍受する事も考えら
れます。機密を要する重要な事柄や人命に関わることには使用しないでくだ
さい。
•本製品は日本国内専用です。日本国外で使用しないでください。海外で使用
されると、その国の電波法に抵触する恐れがあります。
手首カフを手首に巻かない状態で加圧をしないでください。
本体に強いショックを与えたり、落としたりしないでください。
本体にスマートフォンを強く押し当てないでください。
お願い
電源の切れた状態で、
記録呼出ボタン()と
通信/時計設定ボタン()
を約5秒間押し続ける
サービスの詳細およびスマートフォンの対応機種は、
ウェブサイトを参照してください。
ウェブサイトやアプリの仕様は、
予告なしに変更することがあります。
測定記録を呼び出す
この血圧計は、血圧と脈拍を日時とともに自動的に記録します。
最大3回の測定記
録の平均値と100回分の測定記録を呼び出すことができます。
◎記録された測定結果が100回を超えると、古い測定記録は消去され、新しい測定結果が
記録されます。
オムロンお客様サービスセンター
サポートデスク
製品のお問い合わせ、別売品や消耗部品のお求め、修理のご依頼
健康サポートサービスのお問い合わせ
TEL 0120-30-6606
通話料無料
FAX
0120-10-1625
通信料無料
受付時間
(祝日を除く月〜金)
9:00〜19:00
都合により、お休みをいただいたり、
受付時間を変更させていただいたりすることがあります。
あらかじめご了承ください。
お問い合わせの内容により、回答までにお時間をいただくことがあります。
あらかじめご了承ください。
ホームページhttp://www.healthcare.omron.co.jp/
通信料はお客様ご負担となります。
(別売品・消耗部品は、インターネットでもお求めいただけます。)
〒515-8503三重県松阪市久保町1855-370
電波干渉に関するご注意
本製品の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業・科学・医療機器のほか、他の
同種無線局、工場の製造ライン等で使用される移動体識別用構内無線局、およ
び免許を要しない特定小電力無線局、アマチュア無線局等(以下、「他の無線
局」と略す)が運用されています。
1本製品を使用する前に、近くで「他の無線局」を運用していないことを確認し
てください。
2万一、本製品と「他の無線局」との間に電波干渉が発生した場合は、速やかに
使用場所を変えるか、製品の使用を停止(電波の発信を停止)してください。
3その他、電波干渉の事例が発生した場合など何かお困りのことが起きたと
きは、当社サポートデスクまでお問い合わせください。
次のマークは電波の種類と干渉距離を表しています。
可燃性・助燃性ガスを使用する環境では使用しないでください。
・火災や故障の原因になります。
禁止
航空機内や病院など、無線機器の使用が禁止された区域では必ず本
製品のBluetooth
®
通信をOFFにしてください。
植込み型医療機器(心臓ペースメーカーなど)の装着部位から22cm
以内に近づけないでください。
データ通信について
禁止
必ず守る
1
最も新しい測定記録が表示されます。
※測定開始時の手首の高さが正しいと、測定結果表示中にも青色のランプが、
正しくないとオレンジ色のランプが点滅します。測定姿勢ガイドが「 o F F 」の
場合、ランプは点滅しません。
記録呼出ボタン( )を1回
押して、最も新しい測定記録
を表示する
2
記録呼出ボタン( )で過去の測定記録を見る
◎記録呼出ボタン( )を押すたびに1つ古い測定記録が表示されます。
◎ボタン( )を押し続けると最も古い測定記録まで早送りできます。
3
※電源を切り忘れても、約2分後に自動的に電源が切れます。
測定/停止ボタン()を押して、電源を切る
データベース
サーバー
平均値
最も新しい測定記録最も古い測定記録(最大100回)
平均値マーク
平均値とともに表示
記録マーク
測定記録とともに表示
脈波マーク
測定中に脈波を
検知して点滅
血圧値レベル表示
測定値とともに血圧のレベルを表示
カフぴったり巻きマーク
腕帯が正しく巻かれているかどうかを
お知らせ
最高血圧値(圧力値)
日付と時刻
測定姿勢チェックマーク
通信OKマーク
最低血圧値
電池残量
脈拍数
(記録番号)
排気マーク
通信お知らせ
マーク
不規則脈波マーク
体動マーク
測定中に体を動かしたときに表示
通信マーク
手首カフ
1〜1.5cm
ここにすき
間ができな
いように
血圧計
スマートフォンで確認
(パソコンでも確認できます)
測定開始 脈波検出
1
表示部
電池カバー
記録呼出
ボタン
測定/停止
ボタン
通信/時計設定
ボタン
測定姿勢ガイドランプ
最高血圧
最低血圧
脈拍数
日付と時刻が交互に
表示されます
カフぴったり巻きマーク
2
手首カフ
1
2
1
2
「西暦年」確定
「西暦年」変更
「月」変更
使用周波数帯域:2.4GHz帯
全帯域を使用し、移動体識別装置の帯域を回避可能です。
想定干渉距離:10m以下
変調方式:その他
日付と時刻が
交互に表示さ
れます
最も新しい
測定記録
表示例
記録番号が表示されて…
記録マーク
この商品に関する会話に参加する
ここでは、オムロン HEM-6320T 血圧モニター についての意見を共有できます。 疑問がある場合は、まず説明書をよく読んでください。 マニュアルのご請求は、お問い合わせフォームより承ります。