説明書 オムロン HEM-6162 血圧モニター

説明書

裏面に続きます

1

安全上のご注意

お使いになる前に必ずお読みください。

ここに示した内容は、製品を安全に正しくご使用いただき、使用者や

他の人々への危害、財産への損害を未然に防止するためのものです。

警告、注意について

警告

誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を

負うことが想定されます。

注意

誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う、または

物的損害 *の発生が想定されます。

* 物的損害とは、家屋や家財および家畜やペットに関わる拡大損害を示します。

警告

•けがや治療中の腕で測らない。

•点滴、輸血をしている腕で測らない。

▶症状の悪化につながることがあります。

•可燃性ガスや高濃度酸素環境下など火災や爆発の恐れがある

場所で使わない。

▶火災や爆発の原因となります。

•乳幼児などの手の届くところに保管しない。

▶電池など小さい部品を飲み込み、窒息や傷害に至ることが

あります。

注意

•測定結果の自己判断をしない。

•治療を自己判断で行わない。

•耐用期間を超えて使わない。

•医療機関や公共の場所などにおいて不特定多数で使わない。

•乳幼児など自分で意思表示できない人に使わない。

▶症状の悪化や傷害の発生、誤動作の原因になります。

•異常の発生を感じたとき、カフを手首につけたままにしない。

•カフに折りじわが付いたまま測らない。

•必要以上の頻度で測らない。

•必要以上の時間カフを手首につけたままにしない。

▶傷害を負う原因になります。

•本体やカフなどを分解したり、改造したりしない。

•本体に強いショックを与えたり、落としたりしない。

•カフを手首に装着しない状態で加圧しない。

▶本体の故障や破損、傷害を負う原因になります。あるいは、

正しく測定できないことがあります。

•測定中に血圧計の近く（30cm 以内）で携帯電話やスマートフォ

ンを使わない。

•電気メスなど電気手術器や MRI、CT スキャナーなど他の医療

機器がある場所で使わない。

•乗り物内で使わない。

•血圧測定以外の目的で使わない。

▶本機器または他機器の誤動作の原因になります。

•測定中に体を動かさない。

•寒さなどで体が震えるときに測らない。

•対象手首周外で使わない。

•カフの巻き方や測定姿勢を不適切にしない。

•指定外の場所や条件で保管したり、使ったりしない。

•保存温度環境の最高または最低の温度環境から 20℃環境に移

動させて使用する場合、すぐに測らない（2 時間程度放置する）。

▶正しく測定できないことがあります。

注意

次のいずれかの場合は、医師の指導のもとでご使用ください。

•使用中に皮膚炎など肌の異常を感じる場合

•血行障害が長く発生する場合

•透析治療中や動静脈ろうがある場合

•重度の血行障害や血液疾患がある場合

▶傷害を負う原因になります。

次のいずれかの状態や症状をお持ちの場合は、医師の指導のも

とでご使用ください。

•一般的な不整脈（心房性、心室性早期収縮、心房細動など）

•動脈硬化症 •糖尿病 •腎臓疾患 •かん流低下

•妊娠中や子かん前症（妊娠中毒症）

•乳腺切除した方 •未成年の方

▶正しく測定できないことがあります。

注意（電池について）

•電池の液が目に入ったら放置しない。すぐに多量の水で洗い流

し、医師の指導を受ける。

•電池の

極を間違えて入れない。

•電池を使い切ったときや長期間使用しないとき、電池を本体内

に入れたままにしない。

•電源が入ったまま、電池交換を行わない。

•新しい電池と古い電池を混ぜて使わない。

•メーカーや銘柄の異なる電池を混ぜて使わない。

•指定外の電池を使わない。

•推奨期限の過ぎた電池を使わない。

▶けがの発生や本体故障の原因になります。

2

入っていますか？

次のものがすべてそろっていることを確認してください。

□本体 □お試し用電池

（単 4 形アルカリ乾電池 2 個）

付属の電池はお試し用です。

測定できる回数が少なくなる

場合があります。

□収納ケース □取扱説明書

本書：品質保証書付き

□医療機器添付文書

•収納ケースは次のように開けます。

収納ケースの凸部を

親指で押しながら

上に開ける

•不足しているものがありましたら、オムロンお客様サービスセン

ターにご連絡ください。（☞

15

サポート情報）

3

各部の名前

本体

2

1

3

2

カフ

電池カバー

1

1

［記録呼出］ボタン

測定記録を見るときに使います。

2

2

［測定／停止］ボタン

測定するときや測定を中止するとき、電源を

切るときに使います。

表示部

1

1

2

2

4

4

5

5

6

6

3

3

最高血圧値

／加圧値

最低血圧値

7

7

脈拍数

／記録番号

1

1

記録マーク

記録を呼び出したときに表示されます。

2

2

不規則脈波マーク

測定中の脈が適切に検出されていないときに表示

されます。

3

3

電池交換マーク

電池残量が少なくなったときに点滅し、電池残量が

なくなったときに点灯します。電池を交換してくだ

さい。

4

4

排気マーク

カフの空気を排気しているときに点灯します。

5

5

カフぴったり巻き NG マーク

カフがぴったり巻かれていないときに表示されます。

※「HEM-6161」にはカフぴったり巻き NGマークは表

示されません。

6

6

脈波マーク

血圧を測定しているときに点滅します。

7

7

カフぴったり巻き OK マーク

カフがぴったり巻かれているときに表示されます。

※「HEM-6161」にはカフぴったり巻き OKマークは表

示されません。

4

電池を入れる

電池カバーは、本体裏面にあります。（☞

3

「各部の名前」）

1

電池カバーを外す

電池カバーのツメに指先をか

けて開きます。

2

電池を図の表示に

合わせて入れる

ばねの出ているほうが

です。

3

電池カバーを閉める

電池カバーを本体に取り付

け、ツメを押して閉めます。

5

測定する前に

血圧は一日の中でも時々刻々と変化しています。日本高血圧学会

は、起床時と就寝前（寝る前）の毎日決まった時に測定すること

を推奨しています。

測定するタイミング

起床後は、起きて 1 時間以内、トイレをすませ、朝食の前、薬を

飲む前に、5 分以上安静にしてから測ります。就寝前も、5 分以上

の安静後に測ります。

就寝前就寝前

起床後１時間以内

起床後１時間以内

・排尿後

・朝食前

・服薬前

（降圧剤を飲んでいる場合）

・5 分以上安静にしてから

・5 分以上安静にしてから

血圧について詳しくは、「

17

血圧とは」〜「

19

家庭血圧の重要性

とは」を参照してください。

HEM-6161

HEM-6162

HEM-6163

HEM-6164

取扱説明書

手首式血圧計

このたびは、オムロン製品をお買

い上げいただきありがとうござい

ました。

•本製品の使用目的は、家庭での

健康管理のために、収縮期（最

高）血圧及び拡張期（最低）血

圧を測定することです。

•安全に正しくお使いいただくた

め、この取扱説明書を必ずお読

みください。

•本書はいつもお手元においてご

使用ください。

•本書は品質保証書を兼ねていま

す。紛失しないように保管して

ください。

•本書に記載しているイラストは

イメージ図です。

2809491-9D

オムロンヘルスケアお客様サポート

オムロンお客様サービスセンター

製品のお問い合わせ、別売品や消耗品のご注文、修理のご依頼は

http://www.healthcare.omron.co.jp/support/

TEL0120

-

30

-

6606（通話料無料） FAX0120

-

10

-

1 6 2 5（ 通 信 料 無 料 ）

受付時間9：00〜19：00（祝日を除く月〜金）

〒515

-

8503三重県松阪市久保町1855

-

370

※都合により、お休みや受付時間の変更をさせていただく場合があります。

6

カフを巻く

カフは、巻きやすい方の手首に巻いてください。ただし、左手首と右

手首では、測定値が異なる場合があるため、いつも同じ手首で測るよ

うにしてください。（下図は左手首に巻く場合の例です。）

カフは素肌の上に巻いてください。

カフ

面ファスナー

1

カフを手首に

かぶせる

手のひらを上に向け、表示部を上に

してかぶせます。

カフ

2

カフの位置を

調整する

手首の骨にかからないように、手首

と手のひらの境目から 1 〜 1.5cm

離します。

1〜1.5cm

3

カフの先を持って引っ張る

4

ぴったり巻き上げる

•面ファスナーの全面がぴったりつくように、指で軽く押さ

えてください。

•すき間ができないように巻いてください。

•右手首に巻くときも同じように巻いてください。

•対象手首周は、13.5 〜 21.5cm です。

•カフの巻き方を当社ホームページでご紹介しています。

http://www.healthcare.omron.co.jp/product/hem/howto/

QR

コード

7

正しい姿勢を確認する



背もたれ

ひじ

血圧計の高さ

両足

手のひら

背もたれに

もたれて

リラックスする

前かがみに

ならない

血圧計の高さを

心臓（目安は乳首）

の高さと同じにする

ひじを

テーブルに

置く

足を組まずに

両足を

床につける

力を抜いて、

手のひらは

上向きにする

8

血圧を測る

［測定／停止］ボタン

途中で

測定を中止したいとき

［測定/停止］ボタンを

押してください。

電源が切れて、

カフの空気が抜けます。

1

［測定／停止］ボタンを押す

電源が入る

すべてのマークや

文字が表示されます。

測定開始

：カフが適切に巻かれていません。

［測定／停止］ボタンを押して、電源を切

り、カフを巻き直してください。

※「HEM-6161」にはカフぴったり巻き OKマーク /

カフぴったり巻き NG マークは表示されません。

：

カフが適切に巻かれています。

加圧中

「脈波マーク」

測定中に点滅します。

測定終了

測定結果（最高血圧・最低血圧・脈拍）

が表示されます。

2

測定結果を確認する

以下のマークが表示されたときは、「

3

各部の名前」を参照

してください。

エラーが表示されたときは、「

13

おかしいな？と思ったら」

を参照してください。

9

測定記録を見る

本製品は、最大 30 回分の測定結果を記録できます。

測定記録は、最新の記録から順番に呼び出すことができます。

［記録呼出］ボタン

1

［記録呼出（ ）］ボタンを押す

下図のように、記録番号が表示された後、測定記録（最高血

圧値、最低血圧値、脈拍数）が表示されます。

*記録番号「１」は、

 最も新しい記録

であることを示し

ています。

記録番号*

記録マーク

2

［記録呼出（ ）］ボタンを押して

測定記録を切り替える

［記録呼出（ ）］ボタンを押すと、1 回前の測定記録が表

示されます。

測定記録が 30 回を超えると、最も古い測定記録から順に削除されます。

10

記録を消去する

測定記録は１つずつ削除できません。この操作を行うと、すべて

の測定記録が消去されます。

［測定／停止］ボタン

［記録呼出］ボタン

1

［記録呼出（ ）］ボタンを押す

測定記録が表示されます。

2

［記録呼出（ ）］ボタンを押しながら、［測

定／停止］ボタンを 2秒以上押し続ける

下図のように表示されたら、消去完了です。

ボタンから手を離してください。

消去完了から 3秒後、自動的に電源が切れます。

11

電池を交換する

のマークが表示されたら

2 個同時に同じ種類の

新しい単 4 形アルカリ

乾電池と交換してください。

「

4

電池を入れる」を参照して、電池を入れてください。

•充電池では正常に動作しない場合があります。

•交換した電池は、お住まいの市区町村の指導に従って処分して

ください。

12

保管とお手入れ

保管時のお願い

•長期間使用しないときは、電池を取り外してください。

•ご使用になるところと保管場所に温度差がある場合は、使用前

にしばらく置いてからお使いください。

•次のようなところに保管しないでください。

‒ 水のかかるところ。

‒ 高温・多湿、直射日光、ほこり、塩分などを含んだ空気の影

響を受けるところ。

‒ 振動、衝撃のあるところ。

‒ 化学薬品の保管場所や腐食性ガスの発生するところ。

お手入れ時のお願い

•いつも清潔にしてお使いください。

•本体やカフの汚れは、乾いたやわらかい

布で拭き取ってください。

•汚れがひどいときは、水または薄めた中

性洗剤をやわらかい布にしみ込ませ、よ

く絞ってから汚れを拭き取ってくださ

い。汚れを拭き取った後、乾いたやわら

かい布でから拭きしてください。

•本体内部に水などが入らないようにして

ください。

•汚れを落とすときは、アルコール、ベン

ジン、シンナーなどを使用しないでくだ

さい。

•カフは洗濯できません。

•カフをぬらさないでください。

ベ

ン

ジ

ン

シ

ン

ナ

｜

廃棄時のお願い

本体、電池を廃棄するときは、お住まいの市区町村の指導に従っ

てください。

13

おかしいな？と思ったら

こんなとき 原因・対処のしかた

が表示

または

加圧できない

カフを正しく巻いていない。

▶ カフを正しく巻き、もう一度測定して

ください。（☞

6

カフを巻く）

カフが空気漏れしている。

▶ オムロンお客様サービスセンターに修

理を依頼してください。

（☞

15

サポート情報）

が表示

300mmHg 以上加圧している。

▶ 測定中にカフを触らないでください。

（☞

7

正しい姿勢を確認する）

が表示

測定中に腕や体を動かしたり、会話したり

している。

本体が振動して測定できない。

▶ 腕や体を動かしたり、会話したりしな

いでください。

（☞

7

正しい姿勢を確認する）

が表示

が表示

または

脈が適切に検出されていない。

▶ カフを巻き直してください。（☞

6

カフを巻く）

細い手首や筋肉質の方は、きつめに巻いてみ

てください。

▶ 不規則脈波マークが頻繁に表示さ

れる場合は、医師にご相談ください。

が表示

本体が故障している。

▶［測定／停止］ボタンを押し直して、

再度「Er」が表示されるときは、オム

ロンお客様サービスセンターに修理を

依頼してください。

（☞

15

サポート情報）

が表示

または

加圧中に電源が切れる

電池残量がなくなっている。

▶ 2 個同時に同じ種類の新しい単 4 形ア

ルカリ乾電池と交換してください。

（☞

4

電池を入れる）

どのボタンを押し

ても何も表示され

ない

電池が完全に消耗している。

▶ 新しい電池と交換してください。

（☞

4

電池を入れる）

電池の

の向きが間違っている。

▶ 電池を正しく入れてください。

（☞

4

電池を入れる）

その他の現象

▶［測定／停止］ボタンを押して、電源を

切った後、もう一度押してください。

それでも解決しない場合は、電池を外

して 30 秒以上してから電池を入れ直

してください。

•以上の方法でも解決しないときは、オムロンお客様サービスセ

ンターにお問い合わせください。（☞

15

サポート情報）

•ごくまれに体質上誤差を生じて、正しく血圧を測れないことが

あります。医師にご相談ください。

•本製品の故障や修理のときは、測定記録などがすべて消去され

ます。

血圧測定値は手首の太さ、柔らかさなどさまざまな要因の影響を

受けます。独自の血圧測定技術Intellisense

®

を搭載したオムロ

ンの血圧計は手首の太さ、柔らかさなど、一人ひとりの特徴にあ

わせた最適な血圧測定をおこないます。これにより、快適で精度

の高い測定を実現します。

Intellisense

®

とは

評価

このマニュアルの詳細

オムロン HEM-6162 血圧モニター に紙のマニュアルがあると便利だと理解しています。 マニュアルは当社 Web サイトからいつでもダウンロードして、ご自身で印刷していただけます。 オリジナルのマニュアルが必要な場合は、Omron にお問い合わせいただくことをお勧めします。 オリジナルのマニュアルを提供してくれるかもしれません。 オムロン HEM-6162 血圧モニター の別の言語のマニュアルをお探しですか? 当社のホームページでご希望の言語を選択し、モデル番号を検索して入手可能かどうかを確認してください。

仕様

オムロン 血圧モニター のすべてのマニュアル
血圧モニター のその他のマニュアル

オムロン HEM-6162 血圧モニター に関するよくある質問

当社のサポートチームは有用な製品情報とよくある質問への回答を検索します。よくある質問に誤りがある場合は、お問い合わせフォームを介してお知らせください。

関連製品

説明書

オムロン HEM-7051 血圧モニター

説明書

オムロン HEM-7270C 血圧モニター

説明書

オムロン HEM-7132 血圧モニター

説明書

オムロン HEM-7071 血圧モニター

説明書

オムロン HEM-802F 血圧モニター

説明書

オムロン HEM-6233T 血圧モニター

説明書

オムロン HEM-7313 血圧モニター

説明書

オムロン HEM-7500F 血圧モニター

関連カテゴリ