電波時計取扱説明書
(掛置兼用デジタル時計)
取扱説明書番号
D178-RXXZ
室内用
この時計のアフターサービスは、お買い上げ販売店がいたします。次の記載事項と保証書をよくお読
みの上、ご利用ください。お買い上げ販売店でのアフターサービスが受けられない場合は、当社お客
様相談室にご相談ください。保証期間中の場合は、販売店の保証書が必要です。
●修理部品の保有について
電子回路や歯車などの修理用性能部品は製造打ち切り後、7年間を基準に保有しています。ただし、
ケースなどの外装部品の修理には、類似代替品の使用や現品交換で対応させていただくことがあ
ります。
●修理可能期間について
無料保証期間が過ぎても、この時計の性能部品保有期間中は、原則として有料での修理が可能で
す。ただし、修理内容や送料などにより修理代金が高額になる場合がありますので、販売店とよくご
相談ください。
お買い上げいただきありがとうございます。
お使いになる前にこの取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
お読みになった後もお手元に保管して、必要に応じてご覧ください。
〒330‑9551埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目299番地12
http://www.rhythm.co.jp
製造
発売元
(Y1609)
安全にお使いいただくためにはじめにお読みください
ここに示した注意事項は、あなたや他の人への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
必ず守ってください。
●電池に傷をつけない。
●電池を分解しない。
●電池をショートさせない。
●電池を充電しない。
●電池を加熱しない。
●電池を火の中に入れない。
死亡または重傷などを負う可能性が想定される内容
必ず守る
禁止
禁止
禁止
電池の液漏れが起きたときは、素手で
さわらない
●目や皮膚についたら、すぐに水道水でよく洗
い流して医師の治療を受けてください。衣服
に付着した場合は、すぐに水道水で洗い流し
てください 。
アルカリ乾電池の場合、失明や炎症などの障
害が発生する危険性が高くなります。
●電池を外して漏れた液を布や紙でよくふき
取ってください。修理が必要なときは、お買
い上げの販売店または当社お客様相談室に
ご相談ください。
●直射日光が当たる所。
●暖房機器の風が当たる所。
●温度が+50℃以上の所。
●温度が−10℃以下の所。
●火気のそば。
●ほこりが多く発生する所。
●強い磁気を発生させる機器のそば。
●車中や船舶、工事現場など、振動の激しい所。
●プール、温泉場などガスの発生する所。
●調理場など多くの油を使用する所。
●ゴムや軟質のポリ塩化ビニルに長い間、直接
ふれさせておくと、色移りや付着、変質をする
ことが あります。
下記のような場所では使わない
性能の低下、部材の変形、変色、劣化、
故障の原因になります。
分解や改造をしない
けがや故障の原因になります。
浴室やサウナ、温室など、高温・高湿に
なる所では使わない
さびや故障の原因になります。
必ず守る
分解禁止
強い振動や衝撃を与えない
故障や破損の原因になります。
電池の⊕⊖を正しく入れる
液漏れや発熱の原因となり、けがや故
障の原因になります。
誤飲を防止するため、小さな部品や電
池は、幼児の手の届く所に置かない
万一、飲み込んだ場合は、すぐに医師
の治療を受けてください。
電池からの液漏れや発熱、破裂を防止
す る た め に 、次 の こ と を 守 る
図記号の説明 は、禁止(してはいけないこと)を示しています。
は、指示する行為を必ず守ることを示しています。
傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容
ぬれた手でさわらない
さびや故障の原因になります。
この時計は福島局と九州局に対応しており、標準電
波を自動選択して受信します。
送信所から約1200km離れた場所でも受信可
能です。ただし、受信範囲であっても電波障害
(太陽活動、季節、天候、置き場所、時間帯(昼/
夜)あるいは地形や建物の影響など)により、受
信できないことがあります。
標準電波(JJY)は、日本標準時(JST)をお知ら
せするために、情報通信研究機構が運用してい
る電波です。
※標準電波の時刻情報は、およそ 10 万年に1
秒の誤差という「セシウム原子時計」によるもの
です。
標準電波送信所は、福島県の「福島局:おおた
かどや山標準電波送信所」と佐賀県と福岡県の
県境にある「九州局:はがね山標準電波送信所」
の2ヵ所にあります 。
標準電波の詳細については、情報通信研究機
構のホームページをご覧ください。
(http://jjy.nict.go.jp)
電波時計とは 電波の受信範囲について
標準電波とは
1200 k m
1200 k m
九州局
(送信周波数60kHz)
N
500 k m
500 k m
福島局
(送信周波数40kHz)
この時計は、日本以外の標準電波は受信できま
せん。海外でご使用になるときには、電波受信
機能をOFFにして手動で日時を合わせてくださ
い。ONのまま使用すると、まれに日本の標準電
波を受信し、日本の標準時を表示したり、ノイズ
により誤った日時を表示することがあります。
送信所の定期点検や落雷などの影響により、標
準電波の送信が停止することがあります。標準
電波の送信状態については「情報通信研究機
構」のホームページをご覧ください。
電波を受信しにくい環境
次のような場所では受信できない場合や誤っ
た時刻を表示することがあります。
●工事現場、空港の近くや交通量の多い所など
電波障害の起きる所
●金属製の雨戸やブラインドの近く
●ビルの中、ビルの谷間、地下
●高圧線、テレビ塔、電車の架線近く
●朝夕の時間帯、雨天のとき
●家電製品やOA機器の近く
●スチール机等の金属製家具の上や近く
電波時計について
クオーツ時計に標準電波を受信する機能を搭
載し、標準電波を受信することにより、自動的に
正確な時刻に修正する時計です。
海外でのご使用について
おもな製品仕様
付属品
お試し用電池 2個、 木ねじ 1個、 取付金具 1個、 くぎ 4個、 取扱説明書 本書、 保証書 1枚
−10 〜 50℃ *結 露しな いこと
0〜40℃
標準電波受信成功直後の表示精度
±1 秒
標準電波を受信しない場合
平均月差±30秒
※温度が5〜35℃のときのクオーツ精度
単3形マンガン乾電池JIS規格R6P1.5V2個
または、
単3形アルカリ乾電池JIS規格LR61.5V2個
マンガン:約1年 アルカリ:約2.5年
2000〜2099年対応
2000〜2032年対応
2000〜2099年対応
日本国のみ(2016年時点での祝日法に準拠)
電池マークの点灯でお知らせ
使用温度範囲
液晶表示可読温度
時間精度
使用電池
電池寿命
カレンダー
六曜表示
祝日表示
電池の交換時期
お知らせ機能
1分間隔
−9. 9〜 50℃
±1℃
20〜95% 温度が0〜50℃の範囲のとき
±3% 温度25℃、湿度60%RHのとき
温度湿度表示
測定間隔
温度表示範囲
温度精度
湿度表示範囲
湿度精度
なし防塵防滴機能
電波受信機能
受信局
受信ON/OFF
自動受信回数
受信開始時刻
標準電波受信による時刻修正
福島局/九州局 自動選択
あり
8回/日
1時 〜4時 、13時 〜16時
各時間帯の16分40秒から受信開始
お問い合わせに際しては、製品番号(型番)「8RZ○○○」をお伝えください。
(フリーダイヤ ル )
受付時間9:00〜17:00(土日、祝日および当社休日を除く)
※
液晶はその特性上、0℃以下になると表示反応が遅くなったり、表示が薄くなることがあります。40℃以上に
なると表示が濃くなったり、ムラに見えることがあります。温度が0〜40℃になれば正常に戻ります。
※液晶表示板は5年を過ぎると、コントラストが低下して数字が読みにくくなることがあります。
※製品仕様は改良のため予告なく変更することがあります。
電池のご使用上のポイント 正しく使って事故をなくしましょう
■電池の種類について
●アルカリ乾電池とマンガン乾電池は形状的に互換性があり、一般にアルカリ乾電池のほうが長持
ちします。
●一般に充電式の電池は電圧が低く、時計には不向きですので使用しないでください 。
■電池の寿命について
●付属の電池は、お試し用として工場を出荷するときに入れていますので、製品仕様より短い期間
で電池切れになることがあります。
●温度などの使用条件により、電池寿命が製品仕様より短くなることがあります。
●買い置きの電池を使用した場合、保管状態や乾電池に示されている「使用推奨期限」により、電池
寿命が短くなることがあります。
●プラス(+)、マイナス(−)を間違えない。 ●時計が動いていても定期的に交換する。
●長期間使用しないときは電池を取り外す。 ●時計が止まったらすぐに電池を取り外す。
●電池に表示されている使用推奨期間内に使う。 ●幼児の手が届かない所に置く。
●古い電池と新しい電池を混ぜない。 ●種類の異なる電池を混ぜない。
電池のご注意 (電池の正しい使いかた)
●お住まい地区自治体の指定に従ってください。
●電池と時計を分別して廃棄してください。
●汚れがひどいときは、水でうすめた中性洗剤や石けん水を、やわらかい布に少量つけてふき取り、
その後、からぶきしてください。
●ケースなどの汚れ落としに、ベンジン、シンナー、アルコール、スプレー式クリーナー類は、使用し
ない でください 。
●静電気により、時計や掛けた壁面が汚れることがありますので、定期的に汚れを落としてください。
電池・時計の廃棄
お手入れについて
この取扱説明書を許可なく複製、変更することを禁じます。本製品を使用 することによって生じたいかなる
支出、損益、その他の損失に対してなんら責任を負いかねますのでご了承ください。
■測定範囲を超えたときの表示とその意味
温度「HI」50℃より高温 「LO」 − 9.9℃より低 温
湿度「HI」 95%を超えている 「LO」 20%未満 「——」測定不能
(温度が0〜50℃の範囲外)
温度、湿度表示について
センサーが本体内部にあるため、表示に反映するまでには時間がかかります。
直射日光が当たる場所や冷暖房器具、加湿器、除湿器などの近くでは、室内の温度と湿度を反映し
にくくなりま す 。
※湿度は相対湿度です。単位は%RHですが、天気予報など一般には%が使われています。
●古い電池と新しい電池、種類の異なる電池を混ぜて使用しない。
●電池は製品仕様欄の「電池寿命」を参考にして、定期的に交換してください。
●電池の⊕⊖を逆に入れない。
電池からの液漏れにより、修理や家具などの修繕に費用が発生することがあり
ます。電池からの液漏れや発熱、破裂を防ぐために、次のことをお守りください。
電池の交換 早めに交換して液漏れを防ぎましょう
必ず守る
電池の交換時期お知らせ機能
電池の交換が必要になると電池マークが表示されます。電池マークが表
示されたときは、早めに新しい電池に交換してください。
*時刻の「時の桁」が切り替わったときに電池の電圧を確認します。
用途について
●この製品は医療や業務用として開発したものではありません。
●本製品は、温度、湿度の証明など商取引に使用することはできません。
強制受信とリセット操作
強制受信
設置場所を移動したときなど、電波の受信を試み
たいときに押します。受信に失敗しても継続して日
時を表示します。
◎手動で時刻合わせをしているときは機能しません。
◎受信中に押すと受信を停止します。
リ セ ット
電池を入れた直後や静電気などにより誤作動した
ときに押します。リセット直後は、2016 年1月1日
午前12:00に初期化されます。
◎
電波受信機能はONになり、受信を開始します。
●電波受信機能がOFFのときは、強制受信を押しても受信を開始しません。
※電池を抜いて回路内に電荷がなくなると受信機能がONになります。
※操作のタイミングによっては、ON/OFFが切り替わらないことがあります。このようなときには操
作を繰り返してください。
電波受信機能のON/OFFを切り替える
強制受信ボタンを8秒間押し続けると、ONとOFFが切り替わります。
ON/OFFが切り替わるときに、時刻表示部にON/OFFが約2秒間点滅します。
ONにしたときは、電波の受信を開始します。
ONに設定
OFFに設定
ON: 定期的に受信を行い、受信に成功すると日時を自動修正します。
OFF:電波を受信しません。遅れ進みが発生したときは、手動で日時を修正してください。
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