説明書 ドリテック TO-300 温度計

説明書

測定する

正確な測定のために

続けて測定したいとき

１：本体を測定する部屋の温度に30分程度なじませてからご使用ください。

  （保管場所と温度差があると正しく測定できない場合があります）

２：起床直後、スポーツ、食事、外出、入浴などの直後では正しい体温となりません。

  部屋の温度に30分位身体を慣らしてからご使用ください。

３：使用するときは、プローブやセンサー部が清潔であることを確認してください。

４：使用する前に電池マークの表示で、電池の電圧が下がっていないことを確認してください。

  電圧が不足しているときは、新しい電池に交換してください。

５：耳垢がたくさんありますと正確に測れないときがあります。綿棒などできれいにしてからご使用ください。

６：プローブを耳孔に挿入するときは、外耳道に沿って自然に挿入してください。

７：小さなお子様など耳が小さいときは、耳を軽く後ろに引っ張りながら穴をプローブでぴったりとふさぐ

  ようにしてください。

８：測定中、プローブを耳孔に強く押し付けたり、無理に押し込んだり、動かしたりしないようにしてください。

９：測定する部位によって体温は若干異なります。

  一定の条件のもとで何回か検温し、本品での平熱を確認しておいてください。

●皮膚（ひたいなど）で測定する場合

①アタッチメントは付けたままで、センサー部が汚れていないことを確認します。

②電源ボタンを押します。

 全表示後、「ひたいマーク」と前回測定値が表示されます。［ 図１］

③測定部位にセンサーをあてます。

④電源ボタンを押して測定します。

 ピッと鳴って測定が終わり測定結果を表示します。

 （約２秒で測定できます。）

※ひたいなどでの皮膚体温をより正確に測定する場合には、電源を入れたあと体温計を皮膚に垂直に当て

 電源ボタンを長押ししてから、電源ボタンを押した指だけ離して、ピッと鳴ったあとに温度を確認します。

●周囲温度を測定する場合

①アタッチメントは付けたままでも、外してもご使用できます。

②電源が切れている状態で、電源ボタンを長押しします。

 全表示後、「家マーク」が表示されたら指を離してください。

 「家マーク」と前回測定値が表示されます。［ 図１］

③測定する場所にセンサー部を向けます。

④電源ボタンを押して測定します。

 ピッと鳴って測定が終わり測定結果を表示します。

 （約２秒で測定できます。）

※周囲温度の結果は目安としてください。

●耳で測定する場合

①アタッチメントをはずします。

 

軽くねじるようにするとはずしやすいです。［図１］無理にはずそう

 とすると、ケガをしたり、壊れたりしますのでお気をつけください。

②プローブとセンサー部が汚れていないことを確認します。

③電源ボタンを押します。

 全表示後、「耳マーク」と前回測定値が

 表示されます。［ 図２］

④プローブを耳孔に挿入します。

 耳を軽く引き鼓膜方向にできるだけまっすぐに

 なる角度で、そっと深く入れます。［図3］

⑤電源ボタンを押して測定します。

 ピッと鳴って測定が終わり測定結果を表示します。

 （約２秒で測定できます。）

※常に同じ耳側で、一定の向き、深さになるように

 入れてください。

測定値表示後、約30秒たつと ピッ と鳴って「OFF」と一瞬表示されたあと、表示が消えます。

（電源ボタンを押しても電源は切れません）

オートパワーオフ機能

・続けて測定したいときは、オートパワーオフで一旦電源が切れてから測定してください。

・連続測定すると、本体が体温で温まり、正しく測定できない場合があります。

③新しい電池の＋が表になるようにして

 

［図３］のように差し込み、セットしてください。

 （きちんと水平にセットされているかご確認ください）

※古い電池は販売店に引き取ってもらうか

 自治体のルールに従って廃棄してください。

④電池カバーを元通りにはめて閉じます。

電池の左側から差し込み…………………右側を押す

電池交換…リチウム電池1個（CR2032）をご用意ください

①裏返して電池カバーのつまみを倒し、開けます。［図１］

②マイナスドライバー等の先の細いもので

 電池を押し出すように取り出します。

 （電池の飛び出しにご注意ください）［図２］

電池はきつめにセットされていますので、取り出す際は

指を刺さないように注意してください。

電池の側面図

お手入れと保管

●体

温計はいつも清潔に保つようお手入れしてください。

・ご使用後は柔らかい布や脱脂綿等に消毒用アルコールまたはぬるま湯を染み込ませて固く絞ったもの

 でセンサー部を軽く拭いてください。電池カバーと本体の間に染み込ませないようにご注意ください。

・本体の汚れは柔らかい乾燥した布で軽く拭いてください。汚れがひどい場合は、布等を水または

 ぬるま湯に浸し、よくしぼってから拭き取ってください。

・

水洗いや研磨剤入りのクリーナー、シンナー、ベンジンのご使用は絶対に避けてください。

・センサー部が汚れたときは、濡らして絞ったティッシュやカット綿、綿棒、アルコール綿などで軽く

 拭って汚れを落としてから乾かしてください。（プローブ先端は防水です）

・センサー部を長時間アルコールに浸したり、熱湯（50℃を超える湯）で消毒しないでください。

 電池カバー部分は防水性がありません。

・丸洗いや超音波洗浄をしないでください。

・センサー部分を指などで触れたりすると錆びてしまうので触らないようにしてください。

●保管する際は、本体を乾燥させた状態にして、下記のような場所には保管しないでください。

・水のかかる場所

・高温多湿の場所や直射日光の当たる場所、ホコリの多い場所や、暖房器具のそば、塩分などを含んだ

 空気の影響を受ける場所

・傾斜、振動、衝撃のある場所

・化学薬品の保管場所や腐食性ガスの発生する場所

・小さな子供や乳幼児の手の届く場所。

表示温度について

室温/時刻/メモリー表示について

製品仕様

表示の説明

皮膚（ひたいなど）および耳で測定する場合は補正した補正温度を表示します。

（補正温度：実測した値を体温に置き換えた値を表示しています。）

故障かな？と思ったら

●電源が入らない/表示部に「   」が表示される

  原     因  対 処 方 法

 電池が消耗していませんか

 新しい電池に交換してください

   「電池交換」をご参照ください

 電池の向きを間違えていませんか

 電池を正しくセットし直してください

   「電池交換」をご参照ください

販 売 名 赤外線体温計TO-300

一般的名称 耳赤外線体温計、皮膚赤外線体温計

医療機器分類 管理医療機器

医療機器認証番号 227AKBZX00008000

検温部位 耳内／額を含む皮膚

体温表示範囲 32.0℃〜42.9℃

最小表示単位 0.1℃

体温測定精度 32.0℃〜35.4℃…±0.3℃

 35.5℃〜42.0℃…±0.2℃

 42.1℃〜42.9℃…±0.3℃

使用環境 周囲温度：15℃〜38℃

 周囲湿度：30％〜75％RH

輸送および 保管温度：−10℃〜60℃

保管環境 保管湿度：30％〜90％RH

※製品の仕様は改良などのため予告なく変更することがありますのでご了承ください。

検知方式 赤外線（補正方式）

電源電圧 リチウム電池CR2032(DC3V)×1

電池寿命 約1000回

消費電力 0.05W

電撃保護 内部電源機器、B形装着部

本体重量 約46g（電池含む）

本体寸法 124×34.5×24mm

主な付加機能 ・室温／時刻表示

 ・オートパワーオフ機能

 ・検温終了ブザー

 ・周囲温度測定機能

  （5℃〜70℃±2℃）

警告機能 電池切れマーク表示、測定温度範囲外表示

 環境温度範囲外表示

Err

Lo

表示 意味 表示 意味

環境温度が測定可能範囲外である

測定温度が31.9℃以下

測定温度が43.0℃以上測定温度が38.0〜42.9℃

測定中

ひたいマーク

（ひたいなどで体温を測定時に表示）

測定温度が36.3〜37.3℃（平熱の表示）

時計マーク

記憶マーク

電池切れマーク（およそDC2.6V時に表示）

耳マーク（耳で体温を測定時に表示）

家マーク（周囲温度測定時に表示）

●測定値が一定しない、ばらつく

  原     因  対 処 方 法

 測定するたびに、センサー部があたる

「測定する」をご参照ください

 場所が変わっていませんか



飲食・運動・入力直後などに測定していませんか

 「正確な測定のために」をご参照ください

●思ったより測定値が低い

  原     因  対 処 方 法

 汗をかいていませんか 汗をきれいにふき取って測定しなおしてください

 センサー部を正しくあてていますか

「測定する」または「正確な測定のために」をご参照ください

●終了予告ブザーが測定開始後すぐに鳴る

  原     因  対 処 方 法

 センサー部がずれた可能性があります 「正確な測定のために」をご参照ください

●思ったより測定値が高い

  原     因  対 処 方 法

 センサー部が何らかの理由で熱くなって

「正確な測定のために」をご参照ください

 いた可能性があります

電池カバーのつまみ

電源ボタン

製造発売元 株式会社ドリテック 〒343-0824埼玉県越谷市流通団地2-3-9 URL:http://www.dretec.co.jp

製 造 元 FamidocTechnologyCo.,Ltd.（中国）

連 絡 先 株式会社ドリテックお客様相談センター   0120−875−019

      （受付時間:月〜金10:00〜12:00,13:00〜16:00,祝祭日および当社指定休日を除く）

本製品や、使用済みの電池を廃棄するときは、お住まいの自治体の指示に従ってください。

故障した本製品が正しく廃棄されなかった場合、他者に使用され、間違った測定結果を表示する

場 合 が あります。

［ 図１］

［ 図１］

［ 図２］

［図3］

［ 図１］

［ 図１］

［ 図２］

［ 図３］

［ 図１］

［ 図２］

［ 図３］

時刻設定

ボタン

メモリー

表示

時間表示

分表示

●時刻の設定

 ※約４秒間、無操作が続くと時刻の設定が終了しますので

  再度、②から設定してください。

①電池交換と同じように電池カバーを外します。

②電源ボタンを押して電源を入れてから電池の横に

 ある黒い時刻設定ボタンを２回押してください。

 （押しにくいときは細くて固いもので押してください。）

③「時間」を表す数字が点滅したら［図１］、電源ボタンを

 押すことにより、時刻を進めることができます。

 １回押すと1時間進みます。

⑤「時間」が合ったら、もう一度、時刻設定ボタンを押してください。

⑥次に「分」を表す数字が点滅しますので［図２］、

 「時間」の時と同様に操作してください。

⑦「時間」と「分」の両方を合わせたら、

 時刻設定ボタンをもう一度押します。

 これで時刻設定完了です。

※時刻と室温が約10秒毎交互に表示されますので、

 時間や室温が見やすくなります。

※室温/時刻を表示させると電池の消耗が早く進みます。

※再度体温測定したい時は、電源ボタンを押すと使用できます。

●無表示にする方法

 電池の消耗を抑えたり、しばらく使用しない場合などで

 無表示にしたい場合電池を外して入れ直し、上記の

 【時刻の設定】をしなければ、約30秒後に無表示の

 OFF状態になります。

●メモリー確認方法

①電池カバーを外します。

②電源ボタンを押して電源を入れてから電池の横にある黒い時刻設定ボタンを１回押すと前回測定した

 体温が表示され 1が点滅します［図３］。

③電源ボタンを押すごとに以前の測定結果が表示されます。（メモリーは、１９回分保存できます。）

※前回の測定値は、電源ボタンを押し、測定を開始するときに確認できます。

評価

このマニュアルの詳細

ドリテック TO-300 温度計 に紙のマニュアルがあると便利だと理解しています。 マニュアルは当社 Web サイトからいつでもダウンロードして、ご自身で印刷していただけます。 オリジナルのマニュアルが必要な場合は、Dretec にお問い合わせいただくことをお勧めします。 オリジナルのマニュアルを提供してくれるかもしれません。 ドリテック TO-300 温度計 の別の言語のマニュアルをお探しですか? 当社のホームページでご希望の言語を選択し、モデル番号を検索して入手可能かどうかを確認してください。

仕様

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ドリテック TO-300 温度計 に関するよくある質問

当社のサポートチームは有用な製品情報とよくある質問への回答を検索します。よくある質問に誤りがある場合は、お問い合わせフォームを介してお知らせください。

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