補助電池のみで約7年間必要な電力を供給します。
付属の補助電池は、工場出荷時に入れていますので、ご使用開始からの期間を満たないで電池
の交換が必要になることがあります。
ソーラー発電ができない環境で何年動きますか
■補助電池
補助電池は、2つの用途に使用しています。
①補助電池を使用して、工場で時計の時刻を合わせて出荷し、その後も定期的に標準電波の
受信を行い、時刻の修正を行っています。(時刻のバックアップ機能)
②ソーラー発電が十分行えない環境では、補助電池により駆動します。
※補助電池を入れないと、針による時刻表示を行いません。
▶補助電池の交換
次のようなときは、補助電池を交換してください。
①補助電池の交換時期お知らせ機能により、秒針が明るいところで12時位置に停止した場合。
②使用を開始して10年を経過した場合は、時計が動いていても交換してください。
電池からの液もれが発生し、時計の故障や壁・家具などを汚す原因となります。
※
使用推奨期限10年を達成しているパナソニック製エボルタアルカリ乾電池または同等品をご使用ください。
▶交換の手順
①パナソニック製エボルタ単3形アルカリ乾電池または同等品を2個ご用意ください。
電池に「使用推奨期限」が月−年の順に表示されていますので、目安として交換日より7年
以上先のものをご使用ください。
例 .2019 年3月に交換するときは、03−2026より先の表示があるもの。
②電源スイッチを OFF にしてください。
③電池ぶたを固定しているねじをドライバーで取り外し、電池ぶたを開けてください。
④電池を取り出し、電池ホルダーの⊕⊖表示に合わせて、新しい電池を2個入れてください。
⑤ねじを締めて電池ぶたを固定してください。
⑥電源スイッチをONにしてから強制受信ボタンを押して、標準電波の受信を開始させてくださ
い。窓際など電波の受信しやすいところで受信させてください。
ねじ
電池ぶた
エボルタ単3形アルカリ乾電池
使用推奨期限の表示例→
(時計裏面)
パ ナソニック 製 エボ ルタ
単3形ア ルカリ乾電池
【参考】
光による発電量は照度と受光時間によって影響を受けます。
○発電の総量は、簡易的に(照度)×(受光時間)で表すことができます。1日の発電の総量が
1600になれば1日分の電力を確保できます。余った電力は内蔵の二次電池に蓄積されます。
○発電の時間は連続している必要はありません。たとえば、日中 300 ルクスの明るさで4時間(発
電量1200)、夕方以降200 ル ク ス で2時間(発電量400)受光した場合の発電総量は1600
となり、必要な電力を確保できます。
明るさテストで「赤」が点滅または消灯
※時 計 前 面 を 照 明 して も、
明るさや受光時間が不足
すると十分な発電ができ
ません。
明るさテストで「緑」が点滅
この時計は、明るいところではソーラー発電を行い、蓄電池に充電して動力源としています。
また、ソーラー発電が十分に行えないときは、補助電池で駆動します。
■ソーラー発電
(光を電気に変える)
必要な発電量を確保するためには、一定以上の照度(明るさ)と受光時間を必要とします。
▶明るさの確認方法
① 電 源 スイッ チ を ONにし ま す 。
②明るさテストボタンを押している間、表示ランプが点滅します。
緑色の点滅
発電に必要な目安の照度200ルクスを満たしています。補助電池を使用しません。
赤色の点滅
発電に必要な目安の照度 200 ルクスを満たしていません。補助電池を併用します。
点灯しない
ほとんど発電できません。主に、補助電池で駆動します。
※緑の点滅以外の所でもご使用いただけますが、補助電池を交換する時期が早まります。
※ソーラーセルの個体差により、同じ照度の光を受けても、発電量に違いを生じることがあ
ります。
※照度とは、平面状の物体に照射された光の明るさを表す心理的な物理量のことで、どれだ
け対象物を照らしているかを表す指標です。単位はルクスです。
望ましい発電環境
日中、外光が入り夜間も照明がされるところ
発電しにくい環境
外光が入らない、照明が当たらないところ
※時計に直射日光を当てないでください。ソーラーセルの発電効率が低下したり、外装部材の変
色や劣化を招きます。
※外光は、時間帯や季節によって明るさが変動します。
お買い上げいただきありがとうございます。
お使いになる前にこの取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
お読みになった後もお手元に保管して、必要に応じてご覧ください。
(Y1706)
この時計のアフターサービスは、お買い上げ販売店がいたします。次の記載事項と保証書をよくお読
みの上、ご利用ください。お買い上げ販売店でのアフターサービスが受けられない場合は、当社お客
様相談室にご相談ください。保証期間中の場合は、販売店の保証書が必要です。
●修理部品の保有について
電子回路や歯車などの修理用性能部品は製造打ち切り後、7年間を基準に保有しています。ただし、
ケースなどの外装部品の修理には、類似代替品の使用や現品交換で対応させていただくことがあ
ります。
●修理可能期間について
無料保証期間が過ぎても、この時計の性能部品保有期間中は、原則として有料での修理が可能で
す。ただし、修理内容や送料などにより修理代金が高額になる場合がありますので、販売店とよくご
相談ください。
この製品のサービスおよび技術サポートは日本国内でのみ利用可能です。
Service and technical support for this product are available only within Japan.
取扱説明書番号
M351-CXXW
室内用
電波時計取扱説明書
(掛置兼用時計)
アフターサービスについて
お問い合わせに際しては、時計裏面に表示してあります製品番号(型番)を
お伝えください。例4MY○○○、4MYA○○
(フリーダイヤ ル)
受付時間9:00〜17:00(土日、祝日および当社休日を除く)
CITIZENはシチズン時計株式会社の登録商標です。
当社はCITIZENブランドライセンス商品の掛時計、置時計、めざまし時計、温度湿度計、ストップウォッチを企画・製造・販売しています。
この取扱説明書を許可なく複製、変更することを禁じます。本製品を使用することによって生じたいかなる
支出、損益、その他の損失に対してなんら責任を負いかねますのでご了承ください。
〒330‑9551埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目299番地12
http://www.rhythm.co.jp
電源について……………………………ソーラー発電と補助電池
安全にお使いいただくためにはじめにお読みください
ここに示した注意事項は、あなたや他の人への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
必ず守ってください。
図記号の説明 は、禁止(してはいけないこと)を示しています。
は、指示する行為を必ず守ることを示しています。
●電池に傷をつけない。
●電池を分解しない。
●電池をショートさせない。
●蓄電池以外の電池に充電しない。
●電池を加熱しない。
●電池を火の中に入れない。
死亡または重傷などを負う可能性が想定される内容
必ず守る
禁止
禁止
禁止
電池の液漏れが起きたときは、素手で
さわらない
●目や皮膚についたら、すぐに水道水でよく洗
い流して医師の治療を受けてください。衣服
に付着した場合は、すぐに水道水で洗い流し
てください。
アルカリ乾電池の場合、失明や炎症などの障
害が発生する危険性が高くなります。
●電池を外して漏れた液を布や紙でよくふき
取ってください。修理が必要なときは、お買い
上げの販売店または当社お客様相談室にご
相談ください。
●直射日光が当たる所。
●暖房機器からの風が当たる所。
●火気のそば。
●温度が−10℃以下または+50℃以上の所。
●ほこりが多く発生する所。
●強い磁気を発生させる機器のそば。
●車中や船舶、工事現場など、振動の激しい所。
●プール、温泉場などガスの発生する所。
●調理場など多くの油を使用する所。
●ゴムや軟質のポリ塩化ビニルに長い間、直接
ふれさせておくと、色移りや付着、変質をする
ことがあります 。
下記のような場所では使わない
性能の低下や部材の変形、変色、劣化、
故障の原因になります。
分解や改造をしない
けがや故障の原因になります。
浴室やサウナ、温室など、高温・高湿に
なる所では使わない
さびや故障の原因になります。
必ず守る
分解禁止
強い振動や衝撃を与えない
故障や破損の原因になります。
電池の⊕⊖を正しく入れる
液漏れや発熱の原因となり、けがや故
障の原因になります。
誤飲を防止するため、小さな部品や電
池は、幼児の手の届く所に置かない
万一、飲み込んだ場合は、すぐに医師
の治療を受けてください。
電池からの液漏れや発熱、破裂を防止
す る た め に 、次 の こ と を 守 る
傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される内容
ぬれた手でさわらない
さびや故障の原因になります。
電池のご使用上のポイント 正しく使って事故をなくしましょう
電池のご注意 (電池の正しい使いかた)
■電池の種類について
●この時計は、電池を長期間使用しますので、必ず指定の電池パナソニック社エボルタアルカリ乾
電池または同等品を使用してください。指定以外の電池では、製品仕様より短い期間で電池の交
換が必要になったり、電池からの液もれが発生するおそれがあります。
●一般に充電式の電池は電圧が低く、時計には不向きですので使用しないでください。
■電池の寿命について
●付属の電池は、お試し用として工場を出荷するときに入れていますので、製品仕様より短い期間
で電池切れになることがあります。
●温度などの使用条件により、電池寿命が製品仕様より短くなることがあります。
●プラス(+)、マイナス(−)を間違えない。 ●時計が動いていても定期的に交換する。
●長期間使用しないときは電池を取り外す。 ●時計が止まったらすぐに電池を取り外す。
●電池に表示されている使用推奨期間内に使う。 ●幼児の手が届かない所に置く。
●古い電池と新しい電池を混ぜない。 ●種類の異なる電池を混ぜない。
●汚れがひどいときは、水でうすめた中性洗剤や石けん水を、柔らかい布に少量つけてふき取り、そ
の後、からぶきしてください。
●ケースなどの汚れ落としに、ベンジン、シンナー、アルコール、スプレー式クリーナー類は、使用し
ないでください 。
●静電気により、時計や掛けた壁面が汚れることがありますので、定期的に汚れを落としてください。
お手入れについて
●お住まい地区自治体の指定に従ってください。
●製品を廃棄するときは、電池と本体を分別してください。
電池・製品の廃棄
静電気の影響により、正常に動かなくなることがあります。このようなときには、強制受信を押して
ください 。
静電気の影響について
この時計は福島局と九州局に対応しており、標準電
波を自動選択して受信します。
送信所から約1200km離れた場所でも受信可
能です。ただし、受信範囲であっても電波障害
(太陽活動、季節、天候、置き場所、時間帯(昼/
夜)あるいは地形や建物の影響など)により、受
信できないことが あります。
標準電波(JJY)は、日本標準時(JST)をお知ら
せするために、情報通信研究機構が運用してい
る電波です。
※標準電波の時刻情報は、およそ10万年に1
秒の誤差という「セシウム原子時計」によるもの
です。
標準電波送信所は、福島県の「福島局:おおた
かどや山標準電波送信所」と佐賀県と福岡県の
県境にある「九州局:はがね山標準電波送信所」
の2ヵ所にあります。
標準電波の詳細については、情報通信研究機
構のホームページをご覧ください。
(http://jjy.nict.go.jp)
電波時計とは 電波の受信範囲について
標準電波とは
1200 k m
1200 k m
九州局
(送信周波数60kHz)
N
500 k m
500 k m
福島局
(送信周波数40kHz)
この時計は、日本以外の標準電波は受信できま
せん。海外でご使用になるときには、電波受信
機能をOFFにして手動で日時を合わせてくださ
い。ONのまま使用すると、まれに日本の標準電
波を受信し、日本の標準時を表示したり、ノイズ
により誤った日時を表示することがあります。
送信所の定期点検や落雷などの影響により、標
準電波の送信が停止することがあります。標準
電波の送信状態については「情報通信研究機
構」のホームページをご覧ください。
電波を受信しにくい環境
次のような場所では受信できない場合や誤っ
た時刻を表示することがあります。
●工事現場、空港の近くや交通量の多い所など
電波障害の起きる所
●金属製の雨戸やブラインドの近く
●ビルの中、ビルの谷間、地下
●高圧線、テレビ塔、電車の架線近く
●朝夕の時間帯、雨天のとき
●家電製品やOA機器の近く
●スチール机等の金属製家具の上や近く
電波時計について
クオーツ時計に標準電波を受信する機能を搭
載し、標準電波を受信することにより、自動的に
正確な時刻に修正する時計です。
海外でのご使用について
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ここでは、シチズン 4MY798-007 時計 についての意見を共有できます。 疑問がある場合は、まず説明書をよく読んでください。 マニュアルのご請求は、お問い合わせフォームより承ります。